2019年3月14日木曜日

繊細な和菓子

本日はホワイトデーですね。
バレンタインのお返しなど、プレゼント用にお菓子を選んでる人々を
デパートやお菓子屋さんで最近はよく見かけます◎
ちなみに私はそういったイベントの日でもそうでなくても、
お菓子や甘いものは大好きなので理由なく食べたい♥というタイプです (бⅴб)

先日、オーナーがこちらのお菓子を持って来て下さいました。
ありがとうございます!
『越乃雪』(越乃雪本舗大和屋)という、
新潟県長岡市で生まれた日本三大銘菓の一つです。
白くて可愛らしい和三盆のお菓子です。
口にいれるとほろほろとやわらかくほどける…ほぐれる…というような感触。
上品な甘い味の余韻を残しながらもすぐに口からなくなりました。
この甘さはお抹茶などにもよく合いとても美味しかったです。

説明書きにあった
『越乃雪はこわれやすいお菓子でございます。
一ヶずつやさしくお持ちになりそのまま一口でお召し上がりください。』
などの注意文を読んで、とても慎重にいただきました…
確かにそれほどとても繊細なつくりでした。
その繊細さから、あのほろほろとしたやわらかさを味わえるのだな~と納得してみたり。

越乃雪がうまれたきっかけを調べてみたところ

安永7年(1778年)長岡藩の藩主・牧野忠精氏が病にかかり、近臣が大和屋に相談
大和屋はこれを受け菓子を作り献上、忠精公の食欲が進みほどなく病がなおる
忠精公はたいそう喜び、
「実に天下に比類なき銘菓なり。吾一人の賞味は勿体なし。之を当国の名産として売り拡むべし。」と、この菓子に『越乃雪』の名をつける

簡単にまとめるとこういう事なのですが、とても歴史のある和菓子で驚きました。
200年以上も前から…!!!
ひとつの美味しいお菓子からまたひとつ勉強になりました◎(K)

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