2022年1月21日金曜日

TAOの虎々🐯

 1月も下旬となり、お正月気分もほぼ抜けてきました。

気分が抜けてきたところで、再びお正月の話題を出すのもなんなのですが...
今回はTAOの年賀状と絡めて、トラに関する作品のご紹介です🐯

TAOの年賀状デザインは、例年チベット仏教にちなんだものやそれに通ずるような
モチーフを使うことが多く、デザインを考えるにあたって
スタッフはしばしば頭を悩ませることになるのですが(笑)、
今年は『六道輪廻図』と『達磨多羅優婆塞』からデザインを拝借いたしました。

『六道輪廻図』とは、輪廻の上での異なる6つの世界を現わしたものです。
世界は【地獄・餓鬼・畜生・人間界・天上界・阿修羅界】の6種あり、
来世どこに生まれ変わるかは、現世の行為(カルマ)によって決まるとのこと。
その輪廻の世界を統治しているのがヤマという、閻魔様のモデルになった神様です。

六道輪廻図 ¥216,000(税込)

こちらはTAOに飾ってある六道輪廻図です。
タンカに描かれたヤマをよく見ると、虎の腰巻を巻いています🐯
なぜ虎なのかは調べてもわからなかったのですが、”虎繋がり”ということで
今回年賀状に抜擢させていただきました(年賀状に使用したのは別の六道輪廻図ですが)


そしてもう一つ『達磨多羅優婆塞』。

十六羅漢図・達磨多羅優婆塞 ¥51,840(税込)

こちらもTAOに置いているもので、
”達磨多羅”は中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧、
優婆塞(うばそく)”は男性の在家仏教信者のことだそうです。
この達磨多羅優婆塞に関しても、なぜ虎を従えているのかは不明ですが(他の達磨図で虎が描かれているものも無いようです)、虎がかわいかったので年賀状に採用しました◎


六道輪廻図はTAOの入口そば、達磨多羅優婆塞は現在奥に仕舞っておりますので、
ご興味のある方はぜひお気軽にスタッフまでお声掛けくださいませ♪(N)

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