タンカについてstudy！④～釈迦牟尼仏～

「お釈迦様」としてよく知られている仏さまで、仏教の開祖とされています。

また、母親の右脇から生まれ、直後に「天上天下唯我独尊」と

宣言したというすごいエピソードの持ち主でもあります。

牟尼、というのはサンスクリット語で聖者、修行をする人という意味です。

阿弥陀如来がすべての仏の師であることから、

釈迦牟尼仏は阿弥陀如来の弟子の一人ということになります。

阿弥陀如来の本願を説くため、釈迦牟尼仏は地上に遣わされたとされています。

チベット仏教に見られる釈迦牟尼仏の図像は

印相（両手で示すジェスチャー）が日本のものとは異なります。

上のタンカのように右手を下げ台座に触れ（触地印）、

左手を膝の上に横たえる（禅定印）ポーズがチベット式になります。

この触地印は、ブッダが悟りを開いた時の印相とされています。

また、下で仏さまを支えているのはおそらくユキヒョウ、とのことです。
コミカルでちょっとかわいいです♪（N）