2016年5月18日水曜日

タンカについてstudy!③~阿弥陀来迎図・赤い仏様~




前回紹介した十一面千手観音の精神的指導者である
阿弥陀如来が来迎した図が描かれています。
来迎とは、臨終に際した往生者を極楽浄土へ導くため
阿弥陀如来や菩薩たちが迎えに来ることをいいます。

阿弥陀如来は別名無量寿如来とも呼ばれ、
無限の命と光を持って人々を救い続けるとされています。
また、「真実」という目には見えないものを具象化したのが阿弥陀如来であり、
「南無阿弥陀仏」と唱えることで私たちは真実に触れることが出来る、とのことです。
ちょっとむずかしい話ですが。。

日本で信仰の厚い阿弥陀如来ですが、チベットでも阿弥陀信仰は盛んなようです。
ただチベットなどの密教系では、下の写真のように肌が赤かったり
手の組み方が日本のものとは違っていたりと、
その違いを比べてみるのもなかなかおもしろいです。


赤い仏様、来迎図共に店内に飾っておりますので、
ご興味のある方はまたいつでもご覧にお越しください♪♪(N)

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