2023年10月24日火曜日

パレスチナ刺繍を通して

 サラーム(パレスチナの女性を支援する会)の刺繍製品は、パレスチナ・イドナ女性協同組合の女性たちが、ひと針ひと針 心をこめた美しい刺繍です。


イドナ村は、パレスチナ・ヨルダン川西岸 ヘブロンの郊外にあります。地図で確認すると、イスラエルとの境界近くです。

サラームさんによりますと、イドナ村は現在イスラエルによって封鎖されています。
一か所だけ移動ができるルートがあり、交通費が高くなるものの病院へは行くことができるとのことでした。

昨年TAOで行われた販売会の際、イドナ女性協同組合の方々からビデオメッセージをいただきましたが、この美しい刺繍を目にするたびに、彼女たちが今どんな思いでいるのかと胸がいっぱいになります。幸いなことに、組合の皆さんは元気でいらっしゃると聞いておりますが、今後のことを考えるととても心配です。


パレスチナ伝統刺繍を通し、パレスチナのことを多くの方に知っていただき、これからも現地の女性の自立支援をお手伝いできるよう、微力ながら協力できればと思います。

サラームの名前のように、一刻も早く平和(サラーム)が訪れる事を祈ります。(L)

サラーム:アラビア語で平和を表す言葉

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