2017年7月28日金曜日

模様替え、しました!

昨秋のイベント以降、なかなか店内の景色が変わらず。
季節も変わり、目新しさがほしいですね、との話から、
先日、オーナーと一緒に模様替えを行いました。


小山岑一作・ビールジョッキ
花ノ木(無釉焼締)という作風ですが、光加減などで陶器の表情や風合いが
様々に見える、とても素敵なジョッキです

無釉焼締の備前焼は、『炎によって描く焼物』とも言われるそうです。
お土産物やさんに並ぶ備前焼、なんだかピンとくるものがなくて
備前焼とはこういうもの、というイメージが出来上がっておりましたが、
小山さんのこのジョッキを手に取って、その考えはなくなりました。

私のような芸術素人?でもすごさがわかる、そんな作品です!


財満進作・長角皿、角深鉢、輪花鉢

重厚で安定感があり、ベテラン作家ならではの存在感です。
中央上部の、角深鉢の緑釉に目を奪われます。
手仕事の雰囲気が伝わってくる、作品です。


左手前:上原治夫作・白釉小鉢

シンプルで、一見どこにでも売っていそうな小鉢ですが
手に取ると、ありそうで実は、ない。ことがよくわかります。
どんなものを入れても、馴染む。それ以上に、引き立たせてしまう。
つるっとした感触も、今の暑い時期には涼を運んでくれます。

右奥:財満晋平作・急須、片口、コップ、茶碗

前述の財満進さんのご子息で、モダンであたたかみのある作品です。
急須は、白・黒・銀とあり、フォルムや手触りもそれぞれです。
コップや片口など、日常に馴染みあるものですので
ハードルの高くない、食器が好きな方にも楽しんで頂ける作品です。


そしてこちらは、インド古更紗シリーズ。
インドやインドネシアなどで作られたとても貴重な古布を仕様した、袱紗や祝儀袋、
懐紙入れですが、扇子入れやめがねケースといった、実用的なものもございます。
歴史と職人技が光る古布。デザインもたくさんあるので、
ぜひお気に入りを見つけてみて下さい!


そんなわけで、表のショーウィンドウも変わっています。
トルソーもちょっとセクシーに!ビビッドカラーの夏仕様に衣替え。

模様替えしたギャラリーTAOに、遊びにきてくださいね♪(S)



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