2014年5月23日金曜日

アボさんと黄色い帽子

昨日、素敵なお客様が来られました!!
ロサン・プンツォさん(通称アボさん)です。

アボさんは、普段は龍蔵院という牛田にあるお寺にいらっしゃる、チベットのお坊さんです。

中国新聞の中国ビル教室で第4木曜日に「チベットの仏教と文化」という講座があり、アボさんは、その講座の講師を務めていらっしゃるので、昨日はその講座後に立ち寄って下さいました。

マニ車を実際に回しながら使い方を教えて下さったり、チベット関連の本を見ながら解説して下さったり。講座を受けたことのない私にはどれも新鮮なお話と光景で、「へぇ~」の連発でした。

そして帰り際に何気に被られた帽子姿がとても素敵だったので、思わず写真を撮らせていただきました。






チベットでお坊さんが被っている帽子だそうです。

私たちが被る帽子と少し形が違いますが、前のツバの部分が長めで、顔に当たる直射日光をしっかり防いでくれそうな形です。チラッと写っているのが見えるかもしれませんが、赤い顎紐がついています。そしてとても便利なことに、折り畳み式です。
アボさんは折りたたんだ状態をかばんから出して、広げて被られました。


何度かアボさんにお会いしていますが、帽子を被った姿をお見かけしたのは初めてです。

そして、確かに最近暑い日々が続いていますが、ノースリーブにはまだちょっと寒いかな?という気温にも関わらす、アボさんが着ていらっしゃる法衣?は袖がなかったので、思わず
「アボさん、寒くないですか?」と聞くと『全然寒くないです』と、とても流暢な日本語で答えが返ってきました。

チベットは冬が少し長く、その冬がとても寒いそうです。

その気候と比べると、日本の今頃の気候は、チベットのお坊さん達にとっては暑いと感じるくらいなのかもしれませんね。

素敵な異文化交流のひと時でした。(S,)

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