2016年5月27日金曜日

グランデひろしま 夏号入荷!

今日も日差しがさんさんと、、夏がじわじわ迫って来るのを感じます。

そんな暑い夏を楽しく過ごすのにこの一冊!
本日、グランデひろしま夏号が入荷いたしました♪


今回は、贈り物、映画、鏝絵などを特集。

鏝絵、私は恥ずかしながら読めなかったのですが、皆さまはご存知でしょうか。
左官屋さんが、仕事をさせていただいたお宅の蔵などの壁に
鏝(こて)を使って描く絵のことを「鏝絵」というそうです。
鏝で描いたとは思えない緻密さ、躍動感のある作品は圧巻です。
左官屋さんは芸術家でもあるのですね・・・!
これから蔵を見かけた時はついつい探してしまいそうです。

鏝絵以外も、読んでいるときっと誰かに贈り物をしたくなったり
映画を観たくなったりすると思います♪♪

グランデひろしま夏号は、夏らしいビビッドな表紙が目印です◎(N)


2016年5月25日水曜日

田中佐知男 絵画展


広島在住の作家の田中佐知男さんの絵画展のお知らせです。

光の表現がとてもすばらしく、四季の草花やレトロな町並みなどを柔らかく

かつ奥行きのある描写で表現した作品は、見る人を引き込みます。

この度は、海(水)の風景を中心に展示されます。ぜひ足を運んでみて下さい♪♪




2016年5/31(火)~6/5(日) 11:00~19:00(最終日18:00)

ギャラリー718 / TEL 082-247-1010


【田中佐知男 HP】atelier340.com






2016年5月21日土曜日

華・高山博子作品展

オーナーのお知り合いの高山博子さまより個展のお知らせが届きました♪


毎年のようにインドを訪れ、生きとし生けるものへの讃歌、
生命の輝きをテーマに作品を描き続けておられます。
今展では新作を加え約40点が展覧されます。

会期 5/31(火)~6/6(月)
会場 そごう広島本館8階 美術画廊


ぜひ皆さまご覧くださいませ♪♪(N)

2016年5月19日木曜日

華やかに、色あざやかに・・・

先日、オーナーがお花をいくつか持って来て下さいました。

ひとつひとつが個性的で、可愛らしいお花たちです。

とてもステキなので、ここでご紹介させていただきます♪


*カシワバアジサイ(ユキノシタ科)

葉っぱがカシワの葉に似ていることから、この名前がついています。
実はならず、花は普通のアジサイよりも上に伸びるように咲きます。
小さく可憐な白い花が咲いています。ユキノシタ科、というのがわかりますね!
※写真が見えづらいかもしれません、クリック拡大してみて下さいね。




*ガクアジサイ(ユキノシタ科)

同じくユキノシタ科ですが、これがアジサイの原種なんだそうです。
バックの花は違うのですが、中央部の黄緑色のつぶつぶが花のつぼみです。
この周りに(がく)が大きく発達した装飾花と呼ばれる花が咲きます。
すべてが装飾花になったものが、私達が日頃目にするアジサイだそうです。




*シモツケソウ(バラ科)

小さな花が広がるように咲きます。
草原や湿原にきれいなピンク色の花がいっぱい咲き、
そのすらりとした姿の美しさから”高原の女王”とたたえられます。
よく似た花に、京鹿子(きょうがのこ)という花がありますが、本当にそっくりです!!
葉の切れ込みの深さで見分けるんだそうです。


どの花も夏にかけて咲く花なので、ちょっとだけ夏を先取りです♪

どーん!と大きな花たちではありませんが、ギャラリーを引き立たせるように

色あざやかに馴染んでいます。

そんな事を書いていると、、、

なんと、オーナーのお友達からお花のプレゼントが届きました!

花が花を呼ぶ!?びっくりですΣ(゜o゜)







お庭に咲いたので、と持ってきて下さいました。圧巻です。。

これこそ、どーん!の存在感!まるで女優さんのような華やかさです!!

生け方や花器によっても雰囲気やイメージががらっと変わる花。

女性がファッションや髪型を変えるのと似ているかもしれません。

どれもそれぞれの特徴や個性があって素晴らしい…

自分はどんな花が好き、どんな花のイメージなんだろう、と考えてみるのも

面白いかもしれませんね♪(S)




2016年5月18日水曜日

タンカについてstudy!③~阿弥陀来迎図・赤い仏様~




前回紹介した十一面千手観音の精神的指導者である
阿弥陀如来が来迎した図が描かれています。
来迎とは、臨終に際した往生者を極楽浄土へ導くため
阿弥陀如来や菩薩たちが迎えに来ることをいいます。

阿弥陀如来は別名無量寿如来とも呼ばれ、
無限の命と光を持って人々を救い続けるとされています。
また、「真実」という目には見えないものを具象化したのが阿弥陀如来であり、
「南無阿弥陀仏」と唱えることで私たちは真実に触れることが出来る、とのことです。
ちょっとむずかしい話ですが。。

日本で信仰の厚い阿弥陀如来ですが、チベットでも阿弥陀信仰は盛んなようです。
ただチベットなどの密教系では、下の写真のように肌が赤かったり
手の組み方が日本のものとは違っていたりと、
その違いを比べてみるのもなかなかおもしろいです。


赤い仏様、来迎図共に店内に飾っておりますので、
ご興味のある方はまたいつでもご覧にお越しください♪♪(N)

2016年5月11日水曜日

タンカについてstudy!② ~十一面千手観音~




当店の顔ともいえるこちらのタンカ。
店頭に飾ってあるからかもしれませんが、
熱心に観ていかれるお客様が結構いらっしゃいます。

日本人にも馴染みの深い「観音さま」の変化した姿の一つで、
インドでヒンドゥー教(多面多臂の神様が多い)の影響を受けて誕生したと考えられています。

面が5段に渡って高く積み上げられたスタイルは
日本ではあまり見られず、おそらくチベット独特のものかと思われます。
11面の頂上には、観音菩薩の精神的な指導者である
阿弥陀如来の仏頂面が現されています。

十一の面と、それぞれの掌に眼が付いた千の手を持って、
衆生を漏らさず救済しようとする慈悲と広大な力を持った仏さまです。

また前回お伝えした画布を保護する布ですが、画布の保護だけではなく
写真のように上部に綺麗にまとめると、
タンカをより美しく豪華に演出してくれたりもします。(N)

2016年5月7日土曜日

タンカについてstudy!①

以前にも、ブログにて度々紹介しておりましたが。。
当店に置いてございますタンカについて、今後数回に渡って
改めて紹介&解説をさせていただこうかと思います!
タンカについて少しでも興味を持っていただければ幸いです**

当店はアクセサリーや古布、おりづる再生紙など様々なものを扱っておりますが、
チベット仏教に関連したものも長年取り扱っております。
中でも一際目を惹くのがタンカです!

「タンカ」について知っておられる方もいらっしゃると思いますが、、
チベット仏教で用いられる軸装仏画を総称して「タンカ」と呼びます。
現在出回っているものには額装にしたものも多く、
当店でも軸装・額装の両方を扱っております。

タンカはインドの布絵仏画を起源としており、チベットに伝わった後
ネパールやブータンなど近隣諸国でも制作されるようになりました。
表装は、外側から紺or黒の縁、黄色の縁、赤色の縁と
基本的には決まっているようです(もちろん一部例外もあります!)。
これに画布を保護する黄色の布が付くのですが、
そちらは次回紹介いたします♪

タンカに描かれるものとしては、仏さまはもちろんのこと
幾何学的な曼荼羅などもあります。
全てフリーハンドで描かれるタンカですが、
身体のパーツの比率が仏さまによって決まっているそうです。
この細かさ、すごい・・・!
タンカは緻密な計算の上に成り立った絵画だと改めて思い知らされます。


今回はタンカについての説明が長くなってしまいましたので、
次回からお店にあるタンカの紹介をしていきたいと思います♪♪(N)